1. 商品の受け取り 商品を受け取ったら、各注文リストに従って重さをチェックし、その後、商品コードおよび商品を注文した会社の商標、商品受け取り日、商品名を入れる。

2. 品質管理 商品の品質を検査する。具体的には、輸出品の基準を満たした商品のグループおよびコードごとに分ける。

3. 並べてスチーム室に入れる 生果の品質管理の仕方は、商品コードの順にカゴに商品を並べ、スチーム室に入れる。

4. スチームによる殺菌 マンゴスチンをスチーム室に入れ、46℃の温度で58分間殺菌する。

5. 冷却 マンゴスチンをスチーム室から低温のパッキング室へと移動する。

6. 残留農薬検出のために5％を無作為抽出検査する

7. 輸出のため商品の準備およびパッキング マンゴスチンの皮を半分むき、品質および果肉の状態をチェックする。そして、マンゴスチンの実を乾いた清潔なカゴに入れる。その際は顧客が求める品質および重さにもとづいて並べる。その後、マンゴスチンの果肉に空気が入らないようにスプレーして湿らせる。この段階で無作為抽出検査を再度行ない、品質を満たしていない実を除く。

8. パッキング パッキングは、機械を使って密閉する。

9. 商品ラベルの貼付 商品ラベルにはすべて、規定の商品の詳細および顧客名が記載されている。

10. 冷蔵室での商品の保管 商品はケースに詰め、2〜5℃の冷蔵室で保管しておく。

11. 商品の品質検査 日本の係官が品質検査を行なう。

12. コンテナへの積み込み／品質管理 コンテナへ詰め込む前の最終段階の品質管理は、顧客の注文リストのチェックから始まる。各コンテナには規定の法律の条項に従った商品および顧客の情報が記載されている。