
アスパラガスの栽培の手順 |

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種まきの方法
1. 種を温水に1〜2時間浸してから種をまくと、7〜15日で発芽する。
2. 新しい種の場合はすぐに種をまくことができる。ただし、発芽には10〜15日かかる。
育苗材
軟土:腐葉:籾殻炭:有機肥料を1:1:1:1
上述の育苗材が入手できない場合は、軟土:有機肥料を1:1でもよい
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畑の準備
‐ 土を耕して土地を平らにする。硬い土がある場合は耕して土をぼぐし、最低7日は土を干しておく。
‐ アスパラガスの苗待ちで栽培する土地が空いている間に、緑豆を栽培して土の状態を整える。
‐ 生の籾殻、完全に腐らせた厩肥で土の状態を整え、1ライ (タイの面積単位で1,600uに相当)
あたり200sの白石灰をまく。次に、畑を耕して土を細かくしたら、1.3〜1.5mの間隔で畝をつくる。 |


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畑への苗の植え替え
‐ 適切な時間帯は日ざしが弱い15:00〜19:00。
‐ 適切な栽培間隔は、畝の間が130〜150pで、茎の間が40〜50p。
‐ 成分比が等しい肥料を有機肥料とあわせて穴の下に入れる。 |


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水やり
‐アスパラガスはまずまず日照りに強いが、水が足りなかったり、水を定期的にやらなかったりすれば、収穫量が大きく減少し、アスパラガスの質も悪くなる。
‐水は毎日やること。なお、まく水の量および間隔は、水やりの方法や環境
(土の種類、気温、湿度) によって異なる。
‐アスパラガスは湿り気のある土を好むが、土が水浸しになっている状態は好まない。
‐栽培する土地の土が粘土だと、軟土の土地と比べて収穫が悪い。 |


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肥料やり
‐株の成長期および養成期は、チッソ (N) 成分の多い肥料に成分比の等しい肥料(例:15-15-15、16-16-16)を混ぜて、10〜15日おきに1ライあたり25〜30sやること。
‐収穫期は、チッソ (N) 成分およびカリウム (K) 成分の多い肥料
(例:21-7-14、13-7-35、15-5-20) を、10〜15日おきに1ライあたり25〜30sやること。
除草
‐人を雇って除草することが多い。
‐アスパラガスに悪影響をおよぼす可能性があるため、農薬の使用は好まれない。
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株の選別・カット
‐アスパラガスを畑に植え替えて3〜4ヶ月たったら、丈夫に育っている茎だけを1株あたり4〜5本選ぶ。この後、50〜60日にわたり実を収穫することができる。 |



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収穫の方法
‐アスパラガスの根元を手でつかんで真っ直ぐ上に引き抜く。真っ直ぐ引き抜かないと茎が折れる場合がある。収穫する時は、アスパラガスの株を痛めると、次に生えてくる茎が少なくなるので注意すること。また、茎を引き抜く時は、茎が痛んだり、折れたりすることがあるので、強く握りすぎないこと。
‐畑から収穫した実を入れる容器を用意し、地面に収穫した実をおかないようにすること。 |
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野菜の輸入および販売
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タイ名:ノーマイ・ファラン(和名:アスパラガス)
一般名:ASPARAGUS
学名:Asparagus officinalis var. altilis L
科名:Liliaceae
効能:複数のビタミンおよびミネラルが豊富に含まれており、ガンの発生を抑制する働きがある。
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100g あたりの栄養価
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